Valensia's Discography その1  〜 アルバム




 - Albums -




通常盤

初回盤
初回限定盤。
ジャケットにホログラムの地球が浮かぶ。ディスクがピクチャー盤のものも有り。


 Gaia ( ガイア )


    PHCR-1253  1994. 5.25.リリース
   UICY-78636 2018. 3.14.限定再発盤







1.Tere

2.The Sun

3.Scaraboushka

4.Nathalie

5.Tango Tamara

6.T'kylah ll (instr.)

7.T'kylah

8.Megalomania

9.My Heart Is In Your Hands

10.Mr.1999

11.Gaia

12.1997 (instr.&words)



洋楽界を驚かせた衝撃のデビュー・アルバムです。
私は初めて聴いた時から聴くのを止められなくなって、ほとんどエンドレスで聴いていました。 捨て曲無しのクオリティの高さ&バラエティの豊かさ。この曲作った人がこんな曲も作って、しかもこんな風にも歌えるの ?! (@_@) という驚き。男性?それとも女性?と惑わせる声&容姿。全てにインパクトがありました。 そして何より名曲"Gaia"が収録されています。当時「ミュージック・ライフ」誌の編集長に 「編集後記を読む暇があったら Gaia を聴きなさい。」 とまで言わしめた曲。 現在廃盤となっていますが、中古屋ではよく見かけます(しかも安い!)ので、未聴の方は是非GETして聴いてみて下さい。
※追記;2018. 3.14.に限定再発盤が出ています。ブックレットは当時のままです。









初回盤

初回限定盤。
漫画雑誌の付録のような紙箱仕様。
CDは更に紙ジャケに入っている。




通常盤

通常盤…だが、こちらの方が希少かも。
 K.O.S.M.O.S ( コスモス )
 〜遥かGAIAを離れて…ヴァレンシア II


   PHCR-1445 1996. 6.26.リリース
  UICY-78637 2018. 3.14.限定再発盤








  1.The Barely Acceptable Truyh Of Knowing (instr.)

  2.The Barely Acceptable Truyh Of Knowing II

  3.Thunderbolt

  4.Bleeding

  5.Kosmos

  6.The Polka

  7.Chique, Mystique & Excentrique

  8.Never Eyes

  9.Cassiopeian Sky Surveillance (instr.)

 10.The Cassiopeian

 11.The Masquerade

 12.Blasphemian Charlatan

 13.Blue Rain



2nd アルバムです。
1st ほどの"インパクト"はありませんが、曲の美しさ・透明感は Valensia のアルバムの中でも随一です。まだ少年っぽさの残る1st から悩み多き美青年へと成長…って感じでしょうか。歌詞がね、素晴らしいんですよ。深い…。じっくり聴くとしみじみと心に染みる一枚です。1st アルバムと同じく、プロデュースは KAYAK の Pim Koopman と Valensia を最初に認めてくれた John Sonneveld の2人で、有名な ウィッセロード・スタジオ でレコーディングされています。 清冽な泉に身を浸しているかのような透明感…。ヘッドフォンで聴くのをお薦め。癒されます。
※追記;2018. 3.14.に限定再発盤が出ています。ブックレットは当時のままです。












タイトルで縁取りされてマス。
アートワークは MillenniuM のイメージか。
 V III ( ミレニアム )←私は勝手にこう呼んでいます(^_^;) 
Valensia '98 Musical Blue Paraphernalian Dreams Of Earth's Eventide Whiter Future & Darker Present Soundspheres From New Diamond Age Symphonian Artworks To Yesterday's Westernworld Rockcraft Under The Raging Nineties' Silver Promise Of The Happy Hundreds On The Break Of The New Millennium's Hazy Misty Dawn.


 1998. 6.29.リリース
  PHCR-1631









1. Let's Talk About Me

2. Love Me

3. Do You Feel OK Now

4. The First One

5. Gantenbrink

6. The Beating Of My Heart

7. (Why Don't You) Give A Little Something

8. My Lucielle

9. Dead Or Alive

10. MillenniuM



3rd アルバム。問題作…かな。
ヴァレンシアらしからぬ曲が幾つか含まれていて、発売時にはファンを驚かせ、不評を買ったりもしました。しかし実は流行を追いたがる母国のレコード会社が強要したものだったのです。長〜いタイトルにはレコード会社への反発心が込められているのかも? けれど見ようによっては、こんな事も出来るのか?! と、彼の才能の幅の広さを見せつける作品とも言えるでしょう。 #1のヴォーカルなんて、誰?って感じ(笑)ですが、今となっては結構楽しめます。 そして #2 #5 #10 のようにとてもヴァレンシアらしい曲も。 Gantenbrink は真正 Valensian song だし、MillenniuM は Gaia の流れを汲む曲です。 #6 のヴォーカルのシンプルな美しさにもうっとり…。 色んな意味で面白いアルバム。全体的にコンパクトで気軽に聴ける一枚でもあります。










マイケルへのオマージュ?
ディスクは Valensia Orange!


 Gaia II (ガイア・ツー)


 2000.10.18.リリース
  MICP-10206





1.Mayke & Veronique

2.Bruxelles

3.Acquelcuela

4.Michelle Mambo

5.Ley Park

6.Electric Lady House

7.Realm Of Nature

8.Celeste

9.Illsia

10.Einstein

11.Phantom Of The Opera

12.Requieme Pour Jacqueline



4th アルバム。マーキー・アヴァロン移籍第1弾。
初めてのセルフ・プロデュース。録音もかなりの部分、自宅のスタジオで行われています。(低予算だった為。) 慣れない機材に悪戦苦闘しながら時間にも追われての制作で、サウンドのクリアさは残念ながら1st・2nd には到底及びません。『GaiaII 』という(レコード会社が売り狙いで付けた)タイトルに期待が膨らみ過ぎたせいもあって、発表時には少し アレ?という感じがしたのは否めません。 しかし曲自体はどれをとってもヴァレンシアンなユニークさに溢れていて、バラエティも豊か。マザーグース的な不思議な感覚の曲が多めですね。 もう少し音質が良ければ、ぐっと評価の上がるアルバムだと思います。 個人的には Ley Park、Illsia、Einstein が、か・な・り 高得点!









Buy soon !

ディスクは… ?? …!!!
そういえば裏ジャケに sideA ・ sideB 、と。(笑)


 The Blue Album ( ザ・ブルー・アルバム )
 Who Says Modern Pop Music Has To Be Bad?


  2002.7.24.リリース
  MICP-10311




1.Mayte

2.Hello Pianist

3.Inshallah

4.The Echo

5.The 1st Born

6.Goodnight Orion

7.Alyssa

8.The Flying Dutchfan

9.Life Is A Killer

10.The Amateur

11.The Line

12.A Night In Spain

13.Bonen Hood

14.Valensian Jazz



5th アルバム。Valensia らしい要素が一杯詰まった、ファン納得のアルバムです。
バラエティに富んだ構成は、名作の誉れ高い 1stアルバム『GAIA 』のこれぞ後継作!と思わせ、彼の才能の特異さを再認識させてくれます。 『GAIA 』や『KOSMOS』に比べれば音像のクリアさはまだ劣るかもしれませんが、その2作が巨費を使い最高のスタジオで熟練のプロデューサー達によって作られたものだった事を考えれば、今回自宅のスタジオで僅か2作目のセルフ・プロデュースでここまで作り上げた事は、本当に評価に値するのではないでしょうか。彼の音楽はただでさえ音数やトラック数が多く、非常にコントロールが難しいはずですし。 しかも、ドラムとベース以外の演奏&ヴォーカル(ハーモニーも)は全てValensia自身によるものです。

副題の 「Who Says Modern Pop Music Has To Be Bad ? 」 は、「最近のポップ・ミュージックはみんなヒドイもんだ、だなんて誰が言った? (僕の音楽を聴いてみてよ。)」 というような意味でしょうか?

曲毎の詳しいレビューはこちら













 VALENSIA VI - GAIA III AGLAEA LEGACY(アグラエア・レガシー)


    MICP-11175  2014.09.24.リリース
   MICP-90079  + Spo0K サントラCD (2枚組)



1.Tere V

2.Seven Ways To Be Loved

3.The Cabinet Of Curiosities

4.Finca Paris

5.Carolina

6.The Candle

7.Holland

8.Here Comes The Moron

9.God's Lesser Creation (Spo0k)

10.A Miracle

11.Serious

12.Aglaea



フェアウェル・アルバムとして売り出された 6th アルバム。( レコード会社側の意向でフェアウェルになりました ) でも、12年ぶりとなる Valensia 名義でのリリースの喜びの方が大きかったです。フェアウェル → 復活 ってよくある話ですしね。 マーキーとは、これでフェアウェルです。
Valensia が手掛けたホラー映画 「Spo0K」 のサウンドトラックCDとの2枚組仕様 MICP-90079 も同時リリース。
mora 等で、全曲試聴 &1曲毎の購入もできます。













「seven」の文字がアンビグラム
という手法でタイトルに。
 7EVE7 (セヴン)


    KICP-1964   2019.02.06.リリース
   KICP-1962/63 +「 Levine 」サントラCD part1 (2枚組)




1.To Save A Sunset Moth

2.Iberia (The Summer Of Love)

3.Babamouche

4.Suzan

5.The Shenanigans (Instrumental)

6.The Shenanigans (or‘Myth Mystique’And How It All Came Together)

7.Eden And The Second Serpent

8.Ivy & Bodene

9.The Okupas

10.Alma Negra

11.The Smakelozen

12.Levine (Instrumental)

11.EtherealU (Instrumental)

12.Ethereal



復活の 7th アルバム! キングレコードからのリリースです。
6th と同様、Valensia (正式には本名の Aldous Clarkson 名義)作のホラー映画「 Levine 」のサントラCD part1 との2枚組仕様も同時リリース。
今回は、この2枚組バージョンのみ Blu-spec CD という高音質 CD でのプレスになっています。凄い機材を持ってる人は、こちらの方が良いのかな? そうでない私は、通常盤の方が何となくマイルドで聴きやすいような気がしていますが。(気のせいレベル)
amazonmora 等で、サントラ含む全曲試聴 &1曲毎の購入ができます。
尚、予約特典として、「 Levine 」サントラCD part2 が付属していました。














 「Air Twister」オリジナル・サウンドトラック 


 2022. 9.21.CDリリース( 8.19.配信リリース)
  UICZ-4606/7









[ CD 1 ]
[ CD 2 ]

1.SYMPHONY OF THE SWANS

1.ACT OF THE SILVER SQUID

2.WORLD'S GONE CRAZY

2.SO WHITE THE SWAN

3.AIR TWISTER

3.THE BATTLE OF THE BLACK SWAN

4.MAIA

4.ARMA ET ALAS

5.MICHELLE MAMBO 2022

5. THE TRIUMPH OF THE WHITE SWAN

6.PHANTOM OF THE OPERA 2022

6.INSIDE THE CRYSTAL CAVE

7.INTO THE REALM OF NATURE

7.THE BLACK SWAN

8.AGLAEA 2022

8.HOW THE WORLD WAS WON

9.PRINCESS MYSTIQUE

9.WE HAVE COME HOME

10.BLUE RAIN 2022

10.REQUIEM SOMNIA

11.GAIA 2022





Apple Arcade にて 2022.06.24より配信中の3Dシューティングゲーム「Air Twister」の全ての音楽を Valensia が担当。
著名ゲームクリエイター鈴木裕氏がかねてよりValensia のファンで、世界観がピッタリ、と Valensia に曲提供を依頼したそうです。
ゲーム内で聴ける曲全て+α の収録曲は、過去作のリメイクと今回書下ろしの新曲(インストも含め)が半々くらいでしょうか。
[CD1] はボーカル曲、[CD2] はインストのBGM中心 の2枚組となっています。

[CD1]
1. 2. 4. は完全な新曲。
1. は、ゲーム中あちこちで出てくる違う曲だと思ってたパーツがあれもこれもこの曲の一部だった(!)な感じのめくるめく展開のシンフォニーというかラプソディ―な曲です。Valensia自身も Bohemian Rhapsody のオマージュを明言しています。ゲーム最終ステージ12でのBGMとしても印象的ですよね。スターダストのBGM部分も好きです。
2. は、美しくケイトブッシュ風に始まるも、コーラスは非常にキャッチ―なポップロック。 しかし歌詞を読むと、明るい曲調に込められたシリアスな想いが伝わってくる、とても重要な曲だと思います。ゲームのBGMには使われていませんが、アドベンチャー・マップで取得して聴けるようになっています。
4. は、ハァ〜とため息が出るような素晴らしい三拍子。8分って長い!と初めは思ったけど、聴き込むうち、8分は必要な長さだ、と。 深い感動があります。
7. は既存曲の Realm Of Nature(4thアルバム)の旋律が使われてはいますが、殆ど新曲といっていいでしょう。 この曲で特筆すべきは、Valensia が日本語で歌ってる部分がある事! ” 本当に愛してる 小さな星と 君に恋してる ”  So lovely !

10. 11. は初期のゲーム内では聴けなかった曲です。 Blue Rain は2ndアルバムのエンディングの名バラード。そして Gaia は説明不要の Valensia の代表曲にして世紀の名曲。この2曲がどんな風にリメイクされるのか楽しみにしていましたが、そう来たか!って感じですね。 私の印象は、シーサイドでのライブというイメージです。Blue Rain 2022 のエンディングなんて、ギター小僧してますよね w そういえば、Valensia の過去たった4ステージの単独ライブ、いずれもラストチューンは Blue Rain 、そのあとアンコールで Gaia というセットリストでしたよね! これはもう、プライベート・ライブに招待された、の雰囲気でお気に入りの飲み物をテーブルに置いて、じっくり楽しみたいです。 元曲を聴いたことがない方は、1st 、2nd アルバムの緻密で完璧な元曲も絶対聴くべし!でございますよ。

リメイク曲の元曲を紹介しておきます。
 3. AIR TWISTER ← 6thアルバム 3. The Cabinet Of Curiosities
 5. MICHELLE MAMBO 2022 ← 4thアルバム 4. Michelle Mambo
 6. PHANTOM OF THE OPERA 2022 ← 4thアルバム 11. Phantom Of The Opera
(7. INTO THE REALM OF NATURE ← 4thアルバム 7. Realm Of Nature )
 8. AGLAEA 2022 ← 6thアルバム 12. Aglaea
 9. PRINCESS MYSTIQUE ← 4thアルバム 1. Mayke & Veronique
 10. BLUE RAIN 2022 ← 2ndアルバム 13. Blue Rain
 11. GAIA 2022 ← 1stアルバム 11. Gaia
                    

[CD2]
1.〜7. まではほぼインスト曲(声も器楽的に使われている)で、重厚でダークな雰囲気がゲームの世界観を盛り上げています。
2. SO WHITE THE SWAN と 7. THE BLACK SWAN は、6thアルバム+ Spo0Kサントラ の 16. Amparo's Theme と 37. The Black Banquet が元曲のようです。
8.& 9. はボーカル曲。ゲームのエピローグに流れる無垢な希望溢れる曲。
10. REQUIEM SOMNIA の元曲は 4thアルバムの 12. Requieme Pour Jacqueline です。1999年の流星雨の日に亡くなったお母様への鎮魂歌です。


Valensia 自身が Facebook でアルバム紹介しています。コチラ














ジャケ画は公式サイトの
Discographyに倣いました。


 Eden and The Second Serpent 


    2017.07.07. ( CloudFunding特典  Digital Album )




1.Blueprint Of The Gods3:49

2.Love Me To Leave Me3:37

3.Big Mistake4:45

4.I Believe3:26

5.An Artist Without A Stage4:33

6.Fly On Your Wall4:11

7.Keep Us Together3:14

8.Just So You Know3:15

9.One Day My Princess Will Come4:39



2017年3月に行われたクラウドファンディングの特典としてのデジタルアルバム。
元々は、2008年頃計画のあった ValensianスタイルとModernスタイルのWアルバムの
後者用に作曲されたもののようです。
名バラード、One Day My Princess Will Come が収録されています。











ジャケ画は公式サイトの
Discographyに倣いました。


 The Secret Album 


    2017.07.07. ( CloudFunding特典  Digital Album )




1.The Familyman4:01

2.Something Sexual3:42

3.The Impossible Love4:36

4.The Maestro2:38

5.Whatever3:08

6.The Candle - Serpent Version3:53

7.The Proposal3:59

8.Soaring Guitars3:45

9.You Can Cry Yourself5:33

10.Play The Game3:11



2017年3月に行われたクラウドファンディングの特典としてのデジタルアルバム2枚目。
『Eden and The Second Serpent』の続きという感じで、曲の制作も同時期のようですが、
私はどちらかというとこちらの方が好きかも。特に「The Impossible Love」!
正式リリースを切望します。世に出てほしいです。



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